2022jig.jp夏インターンシップ1週間全体の振り返り

お疲れさまでした


こんにちは,Bチームの後藤です.終了から時間がたってしまいましたが,参加してみての振り返りです.

スクラム

今回はスクラムでの開発でした.一人でいつも気分でプログラムを書いていた私にとって,ソフトウェア開発手法は馴染みがなく,実際にそれに沿って開発ができるか不安でした.

しかし初日のスクラムについての説明やメンターさんに助けていただき,なんとなくですがわかった気がしました.また,メンターの方に実際に業務で使用しているやり方を教えていただき,勉強になりました.

私はプロダクトオーナーを任されました.今回の役割としては,プロダクトの仕様の決定権を持っていたのですが,優柔不断により素早く決めることができないことが多々ありました.そのたびにほかのメンバーやメンターさんに助けていただきましたが,この仕様決定までの時間を別に回せていれば,よりクオリティの高いプロダクトが作れたのではないかと思いました.

開発

今回私は,主にフロントエンドを担当しました.

UIのフレームワークはVue.jsを使用しましたが,かなり久しぶりに使用したため,最初は時間がかかってしまいました.加えて,事前に画面の構成を考えずに作り始めたため,実装し直すことが多くなり,これによりまた時間が多くかかりました.それでも目標であった「前半スプリントで,必要なUIを実装する」ことができたので良かったです.

後半スプリントではP2Pのビデオ通話機能を実装しました.最初P2Pと聞いたときは実装が大変そうだなと感じました.しかし,メンターさんに教えていただいたライブラリが使いやすく,予想よりも時間はかかりませんでした.ただ,「WebSocketが本番環境で使用できない」という問題が発生したのですが,結局原因が分からなかったため,いつか解明したいです.

HabiPower

作成したWebアプリ上で,HabiPowerという数値があり,ユーザーはこの数値の大きさを競い合うのですが.最後までこの数値を画面に表示することができませんでした.チームメンバーの鳥さんがHabiPowerの計算ロジックおよび取得用APIを作成していただき,私の方でも表示画面は作成したつもりでした.しかし,最終日の最後の方で正しく表示されていないというバグが発見し,直そうとしましたが原因が分からず,そのまま最終発表になりました.

原因としては,時間に余裕がなかった,デバッグの時間を実装よりも優先して設けるべきだった,フロントとバックのコミュニケーション不足等があげられます.

HabiPowerはこのプロダクトにおいて重要な数値であるため,実装できなかったことが非常に悔しかったです.

IchigoJam

1日目から4日目の15:00からは,ライブコーディングやオフィス見学などのイベントがありました.その中でもIchigoJamの回が一番印象に残りました.

10行にも満たないコードでゲームが作成できるIchigoJam BASICの表現力が高さや,IoTプラットフォームとの連携,マシン語の実行など,初心者向けでもありながら汎用性が高く,色々なものに組み込めるところに魅力を感じました.

さいごに

今回私がインターンシップに参加した理由に「チーム開発を体験したい」というものがありました.実際に体験できたのはもちろん,スクラム等の複数人開発に使用される手法を学ぶことができました.また,自分に何が足りないのか,何をすればよかったのかなど,様々なことが知れました.

この一週間はとても楽しく,学ぶことが多くありました.チームメンバーとメンターのきむさんを初めjig.jpの皆様,本当にありがとうございました.